リフトの乗り降り
リフトの乗り降りも、初心者にとっては次の壁。
スノボを持って乗ることのできるリフトもあるが、手持ち禁止のリフトも結構ある。
降りる時のコツとしては、思ったより出口の斜面がきつくても、とにかく、まっすぐ進むことだと思う。
降りてすぐ、焦ってスケーティングをしようとしたり、曲がろうとすると、バランスを崩して転ぶ。
降り場が近づいてきたら、板を縦まっすぐにして、先端を少し挙げる。挙げないと、斜面にささってガガガってなる。怖い。
着地したら、椅子に座ったまま滑らせる。
バインディングをはずしているほうの足をそっと滑り止めの上に乗せ、リフトの椅子をそっと押しながら立てば前に進むことができる。この時、足元を見ちゃうけど、目線を上げるとなおよし。でも、上げられなくても大丈夫。
自然とスピードが落ちるので、その時点で、さささと横によければいい。その時も、無理にスケーティングしなくてもいい。とにかくよければいい。もし、止まらなかったら、まっすぐ雪の壁に突っ込んで止まってもいい。
まあ、万が一転んだとしても、係の人が気が付いてくれたら、緊急停止で停めてくれるし(まあ、恥ずかしいし迷惑をかけるので、できれば避けたいが)、今まで転んでリフトが後ろから来て頭に当たってみたいな大惨事は見たことがない。
ヤバイと思ったら思い切って「降りられないかも!」と申し出るのも一案。スピードを緩めてくれたり、あらかじめ停めてくれたりする。
乗る時のほうが簡単だけれど、注意したいのが、雪が踏み固められてツルツルのスケートリンク状態になっていることがある。
しかも変な傾斜がついていたりする。混んでいる時で、リフトの係の人が忙しそうな時にありがち。
こういう時も決してあせらず、無理にスケーティングとかせずに進むといい。
乗る時は、ボードを縦まっすぐにして先を挙げる。挙げておかないと地面にひっかかってガガガってなることがある。雪面からボードが全部離れたところで、初めて横にする。
その時にそっと横を向けること。乗り合わせた隣の人のボードにガツッとあててしまわないように。
一人乗り優先専用レーンは、右側に設置されていて、降りるときに短時間でサササっと降りることができる人用という感じなので、慣れてからのほうがいい。(はっきり「初心者禁止」と書いてあるところもある。)